ユニフォームを熟知した実績のあるデザイナーに依頼します。取材後、ラフデザインを提示します。承認後にCGにてデザインを提示・修正し、ご納得頂くまでフォロー致します。
服を作成する基本作業です。
パタンナーという技術者が型紙を作成致します。
サンプル用の生地と副資材をセレクトしサンプル縫製を致します。一般的には最初のサンプルをご評価頂き修正点と抽出、パターンを修正し2回目のサンプルを作成致します。
確定したデザインのパターンをサイズ展開します。
ユニフォームはサイズ展開が多くグレーディングは重要なプロセスです。
最終的に仕様書(設計図)を作成して縫製工場へ生地と副資材を送り本生産に入ります。
一般的なアイテム構成、ブルゾン・シャツ・パンツ・防寒ブルゾンで150万円?200万円の初期経費が必要となります。さらに半袖シャツや同じ種類の女性用アイテム等が増えると200万円?300万円の予算が必要になります。この金額で驚かれるお客様もいらっしゃいますが、服作りに必要な経費であり、私たちのような販売会社はこの部分で利益を得ておらず、依頼した技術者への正当な対価としてお支払いしています。
初期費用が300万円掛かっても総合計で1万枚制作した場合、1枚あたりのコストは300円となり、10万枚作成した場合は1枚あたりのコストは30円となります。
大手の企業がオリジナル別注にする要因はこのコストにあります。30円のコストで業務に適切な機能を有する生地を選び、ブランドを考慮した色や好みの色を染色し、業務内容に則した安全のための仕様などが指定できます。
また、オリジナル別注の難しさは継続したフォローです。生産する枚数によって生地価格も縫製工賃も変化します。初回の一括納品と同じ数量を毎年必要とはしません。そのため、いくらかの在庫を抱える必要があります。在庫の決済方法や倉庫保管の経費等を予め予算構築しなければ安定した供給ができません。
カタログ定番品に対して「オリジナルのワッペン」や「縫い付け加工」など後加工でオリジナルに近づける方法もあります。
中央衣料株式会社の営業担当者までお気軽にご相談頂ければ幸いです。